浦和レッズMF中島翔哉が2得点に絡む活躍で、「楽しいし、やりやすい」と攻撃陣との連携に手応え! 後半5分の時点で足をつっており、「もっと練習したい」と苦笑いもの画像
ACL理文戦で先発した浦和レッズの中島翔哉 撮影:中地拓也

■8月22日/AFCチャンピオンズリーグプレーオフ 浦和レッズ 3-0 理文(ホンコン・チャイナ)/埼スタ

 この戦いに勝利したことで、浦和レッズはACLグループステージへの出場権を獲得した。

 また今夏、トルコ1部(アンタルヤスポル)から加入したMF中島翔哉が移籍後初先発を果たすと、背番号10が躍動し開始6分までに2つゴールに絡んだ。

 中島は4―2-3―1のトップ下でプレー。開始3分には右サイドでパスを受け、駆け上がってきたMF大久保智明にスルーパスを通し、MF小泉佳穂のスライディングシュートにつなげる。前半6分には中島がオーバーラップするDF酒井宏樹にパスを送り、ボールを受けた酒井がクロスを上げるとFW興梠慎三がヘディングシュートを決めた。

 アシストにつながる1つ前、言うなればアシストのアシストといったところ。中島は「難しい試合になると、みんな思っていたので早い時間帯に得点できたことが良かったと思います」と口にした。

 その後も、浦和は中島を中心に好連係を見せ、相手ゴールへと迫っていく。「どの選手もテクニックがあり、パスを出せる。そういう選手たちとやるのは楽しいし、やりやすい」とコンビネーションについては好感触を得ている。

 中島にとっては、ここまでリーグ戦2試合途中出場しているが、今試合では最長となる65分間プレー。「久しぶりの(先発)試合だったのでなるべく頑張って動いて試合でコンディションを上げることを意識しました」とコメント。そして「比較的長く出られたことは良かった。試合でしか感じられないこともあると思うので良い試合になりました」と続けた。

 蒸し暑さもあり、運動量も目減りしていたが後半5分の時点で足を攣っていたとのこと。「もっと練習したいです」(中島)と苦笑いを浮かべていた。

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