「3連敗は気分のいいものではない」川崎・鬼木監督が札幌戦前に選手に求めたのは失点場面の意識。「守備のベースの部分はもう1回やらなくてはいけない」の画像
サンフレッチェ広島戦で指揮を執る川崎フロンターレの鬼木達監督 撮影:中地拓也

 8月26日、川崎フロンターレは等々力競技場で北海道コンサドーレ札幌と対戦する。ホームでの試合に向け、鬼木達監督が取材に応じた。

 チームは苦しい状況にある。ヴィッセル神戸ガンバ大阪サンフレッチェ広島との試合をすべて1点差で落としてしまい、現在3連敗中。指揮官は、「3連敗は気分のいいものではないので、変わっていかなきゃいけない」と率直な気持ちを明かす。

 一方で、「受け止めなきゃいけないんですけれども、できていることが敗戦によって全て消えてしまったりとか、自信をなくしてしまったりっていうのは違う」とし、「広島戦でいえば、自分たちの目指してるようなところの得点シーンも出ていた。そこはしっかりと強調しながら」と語気を強めた。

「勝負事なんで、勝つときも負けるときもある。ただ、そこに引っ張られないというか、やるべきことはやり続ける。そのやり続けるレベルを1段2段上げていこうという話はしています。

 “やり続ける”っていうと同じでいいのかとなりますけど、そうではなくて、もう一皮、二皮向けていかないと変えていくことにはならない」

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