8月23日、第105回全国高校野球選手権大会の決勝が行われ、慶應義塾高等学校が仙台育英を破って、107年ぶり2度目の優勝を果たした。激戦を戦った母校を現地で見守った歓声の中に、元サッカー日本代表でヴィッセル神戸に所属する武藤嘉紀もいた。
この日、武藤は自身のツイッターを更新。1枚の写真とともに、「慶応高校、甲子園優勝おめでとうございます!! 素晴らしい試合、107年ぶりの母校の快挙を目の前で見れて本当に興奮しました!最高な瞬間をありがとう!!」と祝福のメッセージを送った。
現在31歳の武藤は2011年に慶應義塾大学に入学し、同校のサッカー部でプレーした。2012年6月にFC東京の特別指定選手として登録されており、下部組織時代に所属していた古巣のエンブレムを胸に戦った。その後、在学期間中にプロ契約を結んでおり、そのサッカー人生は慶應義塾大学と濃い関係にある。
そのため5年ぶり19度目の甲子園出場が決まったチームにマットレス27人分を送るなど、母校に対して古巣愛を示していた。