■今季リーグ戦全試合フル出場で初ゴール

 相手エリア内で披露した優れた個人技からの同点ゴールに対して、以下のようなコメントが寄せられた。

「うっま!」
「素晴らしいスキル、攻撃性能」
「やばい、神戸に見つかっちゃう」
「やっぱ河原欲しいわ。来シーズンは横浜においでよ」
「河原創 君もアビスパに来ないか??」
「やばい世界に見つかっちまう」

 熊本県出身の河原は、現在25歳。福岡大からロアッソ熊本に入団してJ3、J2の舞台で実績を残し、今季開幕前に鳥栖に加入すると、ボランチの位置から繰り出す巧みなバスパークと豊富な運動力、優れた危機察知能力を発揮し、この日も含めて今季のリーグ戦全22試合にフル出場を続け、この日の“起死回生の同点弾”が自身のJ1リーグ戦初ゴールとなった。

 優れた個人技を見せつけた河原。中盤で試合を作りながら、最前線で決定的な仕事ができるとなれば当然、“放っておけない存在”になる。鳥栖サポーターにとっては複雑な心境ではあるが、それほどインパクトのある“華麗なゴール”であったことは間違いない。

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