■シミッチと車屋紳太郎も練習こなす
小林悠らが交代した後半、川崎は時間とともにメンバーを入れ替えていき、ユースを中心とした構成に変わっていく。それでもボールを保持しながら時間を経過させ、４５分間を完封。試合終了を告げるホイッスルを聞いた。
小林はPKとはいえ相手GKにノーチャンスの２得点を決め、ダミアンは流れの中からのゴールに加えてポストプレーで遠野のPK誘発を“お膳立て”し、エースFW２人が気を吐いた。
神戸戦に出場してこの練習試合に出場しなかったメンバーは松本戦より前にウォーミングアップを終わらせ、ベンチ周辺から観戦。この神戸戦を欠場したMFジョアン・シミッチは、練習中に負傷した鼻を覆うためのフェイスガードを着用してランニングやボールを使っての調整を行った。また、車屋紳太郎もスパイクを履いてボールを使った練習をこなしていた。
川崎の次のリーグ戦はアウェイでのサンフレッチェ広島。この日行われた浦和レッズ戦で劇的な勝利を手にした相手となるが、後退した優勝争いに手を伸ばすために白星をつかみ取る。
