８月１３日、川崎フロンターレが松本山雅を迎えて川崎市内でトレーニングマッチを行った。多くのサポーターに見守られる中、３－１で勝利した。
スターティングメンバーは、１２日のヴィッセル神戸戦に出場しなかったメンバーを中心に構成された。キャプテンマークを巻いたのは佐々木旭で、沖縄キャンプ以降の今季公開されている対外の練習試合で初めて重責を担った。
先制点は松本山雅FW新井直登。前半６分、１対１を冷静に決められて失点してしまうが、同９分にマルシーニョが相手ペナルティエリア内で倒されてPKの判定に。これをFW小林悠がゴール右下に危なげなく決めてゲームを振り出しとする。
さらに逆転弾は前半２２分。左WBのマルシーニョが左サイドを自ら持ち上がって上げたクロスにFWレアンドロ・ダミアンが飛び込む。相手最終ラインの裏に体を投げ出し、右足で合わせてゴールネットを揺らした。
前半終了間際には川崎が再びPKを奪う。マルシーニョのボールをペナルティエリア内で受けたダミアンのポストプレーから遠野大弥にボールが渡る。遠野はPA内で得点を狙える絶好の状態だったものの、右方向からのスライディングで倒され主審がすぐにPKの判定に。これも小林悠がキッカーを務め、今度は左上に決めて見せた。
