日本代表・森保一監督のコメントににじんだ「本音」【組み合わせから見えてくるワールドカップ予選の戦い方】(1)の画像
森保監督はW杯予選の難しさを知る 撮影:中地拓也

 2026年ワールドカップ出場を争うアジア2次予選の組分けが決まった。本大会の出場国変化に伴い、予選も大きく様変わりする。日本代表はいかに戦うべきなのか。サッカージャーナリスト・後藤健生が考察する。

■2026年大会を目指して

 2026年にアメリカ、カナダ、メキシコの3か国で開催されるFIFAワールドカップ。そのアジア2次予選の組分けが決定した。

 2026年大会からワールドカップ本大会の参加国が48か国に拡大されるため、アジアからの出場枠も8.5に増え、アジア予選の仕組みも前回とは変わっている。

 アジア予選には全部で46か国が参加するが、まず、7月20日付けのFIFAランキングで下位の20チームによってホーム&アウェー方式の一発勝負の1次予選が行われる。

 この1次予選を勝ち抜いた10か国と、ランキング1位(日本)から26位までの上位26か国の合計36か国が4か国ずつ9つのグループに分かれて、ホーム&アウェー総当たりの2次予選を戦い、各組1位と2位のチーム(合計18チーム)が3次予選に進む。

 そして、3次予選は勝ち残った18か国を6チームずつ3つのグループに分け、再びホーム&アウエーの総当たりのミニリーグを戦って、各組上位2チーム(合計6チーム)が自動的に本大会出場権を獲得する。

 さらに、その後、3次予選で各組3位と4位になったチーム、合計6チームは4次予選に回り、さらに大陸間プレーオフ進出を懸けた5次予選、大陸間プレーオフを戦うのだが、この辺りは日本代表には関係ない(はず)なので詳細は割愛する。

 なお、この予選は2027年にサウジアラビアで開催されるアジアカップ予選を兼ねており、3次予選に進出した18か国はアジアカップ出場権を獲得することになる(次回アジアカップ=2024年1月のカタールで開催=が行われる前に次の大会の予選が始まることになる)。

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