J1の鹿島アントラーズは、OB選手の帰還を発表した。その懐かしい姿に、ファンが歓喜の声を上げている。
鹿島に、かつての背番号10が帰ってくる。18シーズンにわたりプレーした本山雅志氏がアカデミースカウト担当に就任すると、鹿島が発表した。
本山氏は1998年に鹿島に入団。同期の小笠原満男氏、中田浩二氏、曽ヶ端準氏らと、クラブの黄金期を支えた。2002年からは背番号10を預かり、Jリーグ制覇や天皇杯優勝と、多くのタイトル獲得に貢献した。
2016年には生まれ故郷の福岡県のクラブであるギラヴァンツ北九州へ移籍。しばしのブランクを挟んで2021年にはマレーシアへ渡り、昨季限りで選手を引退した。
その名手が、クラブのスタッフとして鹿島に戻ってきた。クラブのツイッター公式アカウントで、本山氏は「鹿島アントラーズに帰ってきました!」と動画を通じてあいさつ。「鹿島アントラーズを強くするため、良くするために、また手助けできればと思います」と抱負を述べた。