7月23日に行われた横浜FMとマンチェスター・シティの“日英王者対決”は計8ゴールが生まれる“大盛況”だった。その試合終了後のピッチ上での「再会」を多くのファンが目撃し、話題となっている。
「再会」した2人とは、横浜FMの背番号23、宮市亮とマンチェスター・シティの背番号6のナタン・アケだ。宮市は1992年12生まれの30歳で、アケは1995年2月生まれの28歳。宮市が中京大中京高校を卒業後の2011年冬から半年間、オランダのフェイエノールトでプレーした際、その下部チームに所属していたのがアケだった。
宮市はトップチームの練習をフェンス越しに見ていたアケのことを覚えていたという。一方、フェイエノールトでトップデビューを果たす前にチェルシーへ引き抜かれ、現在はオランダ代表でも活躍中のアケは、公式会見で12年前の宮市のことを報道陣から尋ねられた際、「顔を見れば思い出すと思う」と答えていた。
そしてこの日、試合後に両チームの選手がファンにあいさつをする際に2人が歩み寄ると、そのまま言葉を交わしながら場内を一周。アケも「思い出した」模様で、時折、笑顔を見せながらも真剣な表情で会話を続ける2人の姿が、スタジアムの大型ビジョンにも映し出されていた。