サッカー女子日本代表MF猶本光が、SNSを更新した。自ら「奇跡の一枚」とハッシュタグをつけた写真に、称賛の声が相次いでいる。
なでしこジャパンは、「決戦」への準備を進めている。今月14日にはパナマ代表とユアテックスタジアム仙台で対戦し、5-0と快勝。壮行試合を大勝で飾り、16日にはオーストラリアとともに女子ワールドカップを共催するニュージーランドへと到着した。
世界最強国を決める大会へ、人一倍の気持ちを込めているのが猶本だろう。年代別の女子日本代表に名を連ね、U-17とU-20の両ワールドカップにも出場。2014年にはフル代表であるなでしこジャパンにも入ったが、オリンピックとワールドカップには、まだ出場したことがない。海外でのプレーも経験し、今年3月で29歳になった経験豊富なMFが、ついに世界一決定戦に挑むのだ。
2022-23シーズンのWEリーグでは三菱重工浦和レッズレディースの一員として優勝を果たし、自身はベストイレブンにも選ばれた。心身ともに充実した状態でW杯へと突入していくことだろう。
開催地に入っても、調子は良いようだ。19日には、練習中の一コマを自身のツイッター公式アカウントで公開した。
写真には、「ポニーテールしてみました」という一言とともに、ハッシュタグで「奇跡の一枚」と自らつづっている。その写真に収まる猶本は、ふだんとは様子が違う。
ショートカットの猶本だが、ボールを蹴る姿は結んだ後ろ髪が垂れるほどに長く見える。写真を拡大してみると、どうやら後方にいるチームメイトの姿が重なり、その選手の髪が猶本と「融合」したらしい。