プレミアリーグのアーセナルが、新シーズンのアウェイユニフォームを発表した。すぐさま酷評の嵐となったが、お披露目動画が何とかフォローする形になっている。
2022-23シーズンのアーセナルは、プレミアリーグで首位に立つ時期がありながら、最終的にマンチェスター・シティに優勝を譲った。それでもUEFAチャンピオンズリーグも制したチームに勝点5差の2位となった事実に変わりはなく、新シーズンは悔しさをバネにタイトル獲得へと突き進んでいく。
リベンジでありチャレンジのシーズンに向け、準備は着実に進んでいた。5月下旬には、2023-24シーズンのホーム用ユニフォームを発表。無敗でプレミアリーグ制覇を成し遂げて「インビンシブルズ(無敵のチーム)」と呼ばれた2003-04シーズンを強く意識したデザインで、あの栄光から20周年となるシーズンへの意気込みを示していた。
18日には、アウェイ用のユニフォームが発表された。これまでのデザインを踏襲したホーム用とは違い、かなり独創的な仕上がりとなった。
ベースとなるカラーは黄緑となっている。左胸のエンブレムもライトグリーンになったユニフォームに、手書きのような紺色のラインが、のたうつようにユニフォーム前面を走っている。
クラブのツイッター公式アカウントで発表されると、すぐさま反応が巻き起こったが、あまり評判は芳しくない。「それほど悪くない」「古い頭には気に入らないかもしれないけど、美しいと思うよ」との声もあったが、「今まで見た中で最悪のアーセナルのユニフォーム。トレーニング用みたい」「アーセナルのユニフォーム決定で、初めてがっかりした」と、落胆のコメントがほとんどだった。