横浜FC戦で先制弾の川崎・山田新が試合後に「すごい、すごい、すごいですよね、普通に」と心を動かしたこと。18年12月9日以来、5年超しの奇跡の画像
横浜FC戦で先制点を決めた瞬間の川崎フロンターレの山田新 撮影:中地拓也

 7月8日に等々力で行われた横浜FC戦で山田新と宮代大聖がアベック弾を決めた。アカデミー同期の彼ら二人にとって、川崎のトップチームの選手としてのアベック弾は初めてのことで、公式戦ではユース時代の2018年12月9日、プリンスリーグ関東の最終節以来のことだった。

 この件について山田に宮代とのアベック弾はユースの最終戦以来だったがとの質問をすると、山田は即座に「ヴェルディ戦ですか?」と逆質問してきて驚いた。対戦相手まで覚えているものなのだなと感心した。

 そんな両選手は対極的な道を歩んできた。高3の時にプロ契約を結んだ宮代に対し、山田は大学4年間の下積み時代を経験している。そんな両選手が同じピッチに立ち、そして5年越しにゴールを決め合う。そんな事実に山田は「すごい、すごい、すごいですよね、普通に」と「すごい」という単語を何度も口にして驚いていた。なお、山田にとって等々力でのゴールはプロ入り後初。自らのゴールに沸く等々力が不思議だったという。

「自分のゴールで湧いているので、等々力が。不思議な感覚でした」

 ちなみにサポーターを沸かせた山田の得点は、登里享平のクロスに合わせたもので、ベストのタイミングでボールが入ってきたとしている。

「ノボリさんが持った時点で、あそこに来るなっていうふうには感じたんで。そこを開ける動きをしてから、本当にベストのタイミングで、あそこにベストなボールを出してくれたので。ノボリさんのボールが良かったかなと思います」

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