7月7日、デンカビッグスワンスタジアムでJリーグ第20節としてアルビレックス新潟とヴィッセル神戸の試合が行われた。結果は首位を狙う神戸が1-0で制した。
金曜日という平日開催にもかかわらず、集まった観客の数は2万6519人。新潟のゴール裏は多くのサポーターで埋め尽くされ、上位チームを相手に戦う選手にエールを送った。
しかし、前半15分にFW大迫勇也の一撃で失点。その後、ボールを保持して逆転しようと試みるも、ゴールネットを揺らすことなく90分終了のホイッスルを聞くこととなった。
その試合後、そのサポーターの元へとあいさつに行く2人の選手がいた。ヴィッセル神戸に所属する酒井高徳と飯野七聖だ。酒井は先発出場、飯野は前半20分にスクランブル出場すると、最終ラインで新潟の攻撃に対処した。
そんな2人には共通点がある。かつて新潟のエンブレムを身にまとっていたのだ。酒井は2006年から新潟ユースに所属しており、2008年に2種登録手でトップチームに在籍。その後、2011年に海外移籍するまで新潟で戦った。
飯野は中学・高校時代に下部組織に所属。トップチームの在籍経験はないものの、このクラブで基礎を作った。