フランス1部のリーグ・アンに所属するオリンピック・マルセイユが、2023-24シーズンの新ユニフォームを発表した。
1899年に創設されたマルセイユは、過去にリーグ優勝9回(パリ・サンジェルマンが11回、サンテティエンヌの10回に次ぐ国内3位)を誇り、特に1980年代後半から1990年代初頭にかけて黄金期を築いた古豪クラブだ。日本サッカーとも縁があり、2004-05シーズンに元日本代表監督のフィリップ・トルシエが指揮を執り、中田浩二が2005年1月から1年間在籍。そして、現浦和レッズのDF酒井宏樹が2016-17シーズンから5シーズンに渡ってプレーした。
クラブカラーは「水色」。発表された新たなホーム用ユニフォームは、これまで通り白色を基調に、差し色として水色が使われた洗練されたデザインとなっている。左胸にある「Droit Au But(ゴールへ一直線)」のクラブスローガン入りのエンブレムは変わらないが、クルーネックと袖の部分に青白ラインが入り、ボディ部分には美しい地中海の砂浜や石灰岩にインスピレーションを得たという薄いグレー色のグラデーショングラフィックが施されている。
同時にアウェイ用ユニフォームも発表され、こちらはこれまでよりも濃い青が基調となっており、首と袖に白ライン、ボディ部分に波型の白い線が入っている。サード用は黒色が貴重の幾何学デザインが施されたイメージの異なるものとなったが、ホーム用とアウェイ用は、新ユニフォーム撮影場所である地中海を連想させる爽やかなデザインとなっている。