■続く「3対0」
さらに、同じ2022年6月にウズベキスタンで開催されたU-23アジアカップ準々決勝でもU-21日本代表が韓国を3対0で破り、また、7月に行われたE-1選手権でも国内組だけの日本代表が、同じく国内組の韓国相手にやはり3対0のスコアで勝利した。
こうして、各カテゴリーの代表同士の試合で、不思議なことに「3対0」というスコアが続いているのである(さらに、2022年6月の「デンソーカップ大学日韓定期戦」では全日本大学選抜が韓国に5対0と大勝した)。
先日、韓国に遠征したU-15日本代表は同カテゴリーの韓国相手に1勝1敗だったが、これは1試合目が30分×3本で行われたように、練習試合だった。
昨年の「インターナショナルドリームカップ」の項でも書いたように、かつてのようにパワーやスピードで韓国に圧倒されることもなくなり、体のぶつけ合いの部分でも日本選手が上回る場面が多くなってきている。「3対0」というスコアは偶然の出来事でしかないが、いずれにしても現段階では日本は韓国に対して明らかに優位に立っていると言っていいだろう。