7月1日、J1リーグ第19節でサガン鳥栖がホームに浦和レッズを迎えた。ホームチームは1-2で試合に敗れたが、先制点を演出したクロスが話題になっている。
そのシーンは立ち上がりの前半7分、鳥栖は相手陣内の左サイドからスローインを行う。相手に囲まれながら、手塚康平がペナルティエリアの横でボールを持つ。そのまま自分に注意をひきつけると、エリア内へ侵入していた堀米勇輝へボールを転がす。後ろ向きでボールを持った堀米に浦和の守備陣が食いつくと、手塚へのマークが緩くなっていた。背番号44はその背番号7へボールを戻す。
前を向いていた手塚は返って来たボールを、左のアウトサイドでエリア内へ送り込んだ。ワンタッチのクロスはそのままゴール前にいた長沼洋一の目の前に届く。長沼はそれをヘディングシュート、浦和のゴールネットを揺らした。
不意を突くように出されたクロスが、前半7分の先制点をアシストした。