■大きな拍手の中、一礼してピッチを後にする
試合は立ち上がりから攻守が素早く入れ替わる展開となり、なかなかイニエスタにボールがいい形で渡らない時間が続いた。それでも、前半35分にFKからピンポイントクロスを送り込むと、直後の36分には左サイドからMF汰木康也とのワンツーで中央に入り込む得意の形でのドリブル突破を披露し、スタンドを沸かせた。
イニエスタは後半12分までプレーし、交代する際にはMF山口蛍にキャプテンマークを渡し、大きな拍手に包まれながら一礼。2018年夏の来日から丸5年、多くの驚きと感動、素晴らしいプレーの数々を日本のファンの目に焼き付けて、ピッチを後にした。