■ロシアW杯でも遠隔地ばかり
2018年ロシア大会でも日本の試合会場は開催都市の中で最も人口が少ないサランスク(対コロンビア)、モスクワから1660キロも離れたウラル山脈の中のエカテリンブルク(対セネガル)、そして、ボルガ川下流の南部ボルゴグラード(対ポーランド)と、やはり遠隔地ばかりでした。ボルゴグラード(旧名:スターリングラード)は第2次世界大戦の激戦地として有名ですし、エカテリンブルクは1918年にロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世一家が処刑された地ですが、いずれもモスクワからは遠い町ばかりでした。
そして、ラウンド16の会場もまた南部アゾフ海に近いロストフ・ナ・ドヌーという遠隔地でした。