■5連敗後の3連勝、状態上向きで後半戦へ
今季からポヤトス新監督が就任したガンバ大阪は、開幕6試合3分け3敗と出遅れると、4月29日の第10節・鹿島アントラーズ戦からリーグ戦5連敗を喫し、直後にクラブ社長が成績不振を謝罪する異例の声明文を発表する事態となった。
だが、そこで改めて指揮官続投の方針を確認すると、5月28日の第15節の新潟アルビレックス戦からリーグ戦3連勝を飾り、チームの状態は明らかに上向いている。
全34節の折り返しとなる17節分を終えて、ガンバ大阪は勝点16(4勝4分け9敗)の15位となっている。“仕切り直し”の後半戦スタートを前に、指揮官への“ウォーターシャワー”で一体感を強めたチームが、ここからどのような戦いを演じるのか。「雰囲気の良さ」はサポーターに十分に伝わった。あとは「勝利」を届けられるかどうか。注目の後半戦になる。