6月20日、日本代表とペルー代表の親善試合が行われ、4-1で日本が勝利を納めた。この試合に右サイドで先発出場した伊東純也のドリブルが話題となっている。
そのプレーは試合が始まって間もない前半4分のこと。ピッチ中央付近でボールを持つペルーはさらに日本陣内深くへパスを入れようとする。
しかしこれを旗手怜央がスライディングでカット。コースが変わったボールは板倉滉の足元へ流れる。それを背番号4はダイレクトで前方にいたMF伊東へパス。ボールを託された背番号14は自陣中央から相手陣地の右サイドへボールを蹴り出す。そのまま加速していく伊東を相手も追うが、距離が開いていく。
カウンターを止めたい赤いユニフォームはたまらず目の前の青いユニフォームを引っ張ってしまう。ところが、背番号14は止まらない。ボールに追いついた伊東はさらに前へ蹴り出し、赤いユニフォームを置いていく。最後の瞬間、ペルーの選手は足を伸ばしたがそれも日本の快速MFを止めるには足らなかった。
伊東は相手のペナルティエリア手前までドリブルしたところで、カバーに来たDFのスライディングによってボールを刈り取られた。決定的なチャンスにはならなかったが、立ち上がりに自身の持ち味を発揮した。