6月15日、サッカー日本代表がペルー代表に4−1の快勝を収めた。ゴールラッシュの口火を切ったのが、DF伊藤洋輝の強烈な左足ミドルシュートでのゴールだった。
前半22分だった。相手陣内で右サイドの伊東純也から中央の遠藤航へ横パスが渡ると、左サイドバックの伊藤洋輝が後方から押し上げる。左サイドのタッチライン際に大きく開いた三笘薫とのちょうど中間点で、遠藤からの横パスを受けると、ペナルティエリアの外から左足を一閃。相手GKのニアサイドを抜いてゴール左隅のゴールネットを揺らして見せた。
伊藤にとっては、代表10試合目の出場で決めた嬉しい代表初ゴール。ボールを受けた瞬間、三笘へのパスやゴール前へのクロスなども選択肢にあったが、迷うことなくシュートを選択して豪快なミドルシュートを叩き込んだ伊藤に対し、古巣のジュビロ磐田サポーターから歓喜の声が寄せられた。
「これが磐田の伊藤洋輝だよ」
「やっぱ番長キャノンは迫力あるな」
「番長にとって余裕の射程距離」
「伊藤にとってはそのエリアが一番美味しいって、磐田民なら思ったはず」
「この角度、この距離からのシュートは磐田で何回も見ました」