■シャルケは2部降格、来季の所属先を模索中
現在34歳の吉田は、中学1年時に名古屋グランパスU-15に入団し、2007年にトップチームに昇格した。名古屋でプレーしたのは3シーズンのみだったが、2010年に海外移籍を果たして以降、オランダ、イングランド、イタリアで実績を残すとともに日本代表の守備の要として長く活躍した。
今季はドイツのシャルケでプレーした吉田だったが、クラブは2部降格となり、シーズン終了後の6月7日にクラブからの退団が発表されている。来季の移籍先が注目される中での古巣訪問は、現在2位で13年ぶりのリーグ優勝への期待が高まり始めている名古屋のサポーターの心を大きく刺激するものになった模様だ。