■「もう泣かないって決めてたけどやっぱ無理だわ」
温かい拍手と声援に包まれた約3分間の“熱き涙のラストスピーチ”は、DAZN日本語公式ツイッターに続いて、Jリーグの公式ツイッターにも投稿され、次のようなコメントとともにファンの感動が広がっている。
「もう泣かないって決めてたけどやっぱ無理だわ」
「こんなに好きになったクラブはありません。その言葉が聞けただけで充分さ。世界で輝け涼太郎」
「泣くわこれ。ホントに、日の丸を背負った涼太郎を見たい。アイシテルニイガタを言ってくれたのも嬉しい。新潟の誇りですわ。」
「涼太郎ありがとう 感謝の気持ちでいっぱいです ずっと応援してます!アイシテルリョウタロウ!」
「ほんとにありがとう また会おう!!」
大阪府出身の伊藤は、中学時代はU−15セレッソ大阪に所属し、高校は岡山の作陽高に進み、卒業後に浦和レッズに入団。期限付き移籍で水戸ホーリーホック、大分トリニータでプレーした後、2022年にアルビレックス新潟に完全移籍すると、J2優勝とJ1昇格に大きく貢献した。
25歳となって迎えた今季は、開幕から傑出した働きぶりで、出場16試合で7ゴール4アシストの活躍を見せており、日本代表への初招集に対する期待も高まっていた。果たして欧州の舞台で大きく羽ばたくことができるのか。伊藤は今節の試合を最後にベルギーへと渡る予定となっている。