6月11日、鹿島アントラーズはホームに湘南ベルマーレを迎えて対戦した。この試合に、かつてこのチームで活躍していた2人の選手も姿を見せた。
J1リーグ第17節が行われたカシマスタジアムに、2選手が凱旋した。現在はベルギーリーグでプレーする上田綺世とポルトガルリーグでプレーする三竿健斗だ。欧州の各国リーグは現在、オフ期間に入っている。それを利用して、2人は古巣に戻ってきたのだ。
2人が見守る中で、鹿島は前半のうちに先制。そのまま時間を推移させるが、追加点を決める絶好のチャンスが訪れた。後半34分、湘南の選手がPA内でハンドの判定を受けてPKを獲得したのだ。
これを蹴ったのがFW鈴木優磨。しかし、これは相手GKの攻守に阻まれる。ところが、VARが介入した結果、PKはやり直しに。鈴木としてはリベンジのチャンスが舞い降りたのだが、なんと、これも相手GKの攻守にあうのだ。その後、両チームともに得点が生まれないまま試合が終了したため白星を掴んだものの、鈴木としては悔いの残る試合となった。