■三笘薫選手からのメッセージを独占公開
さらに、日本代表として戦った東京五輪、ワールドカップ・カタール大会に挑んだ記録も完全収録。初の代表召集から、ワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦の2ゴール、世界中に衝撃を与えたスペイン戦での〝三笘の1ミリ〟がなぜ生まれたのか? そして、同選手はこのプレーにより多くの人に何を伝えたかったのか――。
これまでの歩みを振り返るとともに、それぞれの時代で味わった壁とそれに挑むためのプロセス、これまで三笘選手が実践してきたという「逆算思考」「メンタル法」「ドリブル」「得意のアウトサイドパス」「武器の作り方」など、ビジネスパーソンのヒントにもなるメソッド120項目が、この本に詰まっている。
「僕には夢を実現するためのブレない考え方がある」
そう語る、三笘選手の思考の秘密とは?サッカー選手、指導者のみならず、子どもから大人まで、幅広い世代にとってのバイブルとなる1冊だ。
そして、今回、新著発売を記念した三笘選手本人のメッセージ動画を、『サッカー批評Web』で独占公開。日本人が世界で活躍するために必要なものとは? 三笘選手本人が伝えてくれる最新メッセージを確認してほしい。
三笘薫(みとま・かおる)プロフィール
1997年5月20日、大分県生まれ。神奈川県川崎市出身。7歳の時、さぎぬまSCで本格的にサッカーを始める。小学3年生で川崎フロンターレU-12のセレクションに合格し、加入。以降、高校3年生まで川崎フロンターレの下部組織に所属する。日本代表や海外クラブでの活躍を実現するため、トップ昇格の誘いを受けるも、筑波大学に進学。大学2年時の天皇杯では、J1チームであるベガルタ仙台相手に2得点を挙げ、サッカー界に衝撃を与えた。その後、2020年に川崎フロンターレ入りを果たしJ1デビューすると、新人最多記録となる13ゴール12アシストを記録し、チームのJリーグ優勝と天皇杯制覇の2冠達成に貢献。2021年8月、プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへの移籍が決まり、ベルギーリーグのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへの期限付き移籍を経て、2022年にプレミアデビュー。同年11月から12月にかけて行われたカタールW杯では、日本の“切り札”として大活躍し、決勝トーナメント進出を決定づけたスペイン代表戦“三笘の1ミリ”の「決勝点アシスト」は世界的に大きな話題を呼んだ。2023年4月1日のブレントフォード戦で華麗なループシュートを決め、プレミアリーグ日本人最多得点となるリーグ戦7得点目を記録した。