■守備的な選手として唯一のノミネート

 ボルシアMGが発表したクラブの年間MVPの最終候補にノミネートされたのは計4人いる。守備の要だったDF板倉以外は、今季リーグ戦30試合出場で13ゴール6アシストのフランス代表FWマルクス・テュラム、同31試合出場で12ゴール10アシストのドイツ代表MFヨナス・ホフマン、同29試合で8ゴール7得点の元ドイツ代表MFラース・シュティンドルという面々で、いずれも攻撃的な選手となっている。

 クラブの年間MVPは、ファン・サポーターの投票によって決定する仕組みとなっており、現在、クラブの公式アプリ内で投票が受け付けられている。通常、MVPは攻撃的な選手が有利だが、チームの「守備」を評価するファンが多ければ、守備陣として唯一ノミネートされた板倉に票が集まる可能性もある。

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