J3のFC岐阜に所属する元日本代表MF柏木陽介が、5月28日に行われた第11節・カターレ戦で途中出場。アキレス腱断裂から約8カ月ぶりにJリーグのピッチに立った。
後半29分、ベンチの前に背番号42が姿を現すと、ホームの長良川競技場のサポーター席から大きな拍手と歓声が沸き起こった。伸ばした髭と黒のヘアバンド。以前よりもダンディ度を増した風貌で、コーチの指示に何度も頷きながら準備を急ぐと、上野優作監督と握手を交わした後、13歳下のMF村田透馬との交代でピッチに足を踏み入れた。
スタンドに「YOSIKE is BACK」のゲーフラも掲げられた中、以前と同じように中盤のボランチの位置に入った柏木は、縦横無尽に動き回りながらボールに絡み、試合終了間際には左サイドで2人に囲まれながらも巧みなドリブル突破を披露してファンを沸かせて見せた。
この柏木の約8か月ぶりの復帰、交代出場の際の勇姿に対し、SNS上では祝福コメントが次々と寄せられた。
「よく戻ってきた!!」
「おかえり待ってたよおおお」
「この大怪我からの復活 手術を経て遂に太陽がピッチに帰って来た。皆の歓声・拍手を聞いてほんと愛されてる選手だなと感極まりました...ほんと良かった...」
「柏木復帰おめでとう!もう一花咲かせてください!」
「現場にいたけど涙が出てきそうだった おかえりない、岐阜の太陽 そしてここからたくさん照らしてくれ」