「ゴールポストとのワンツー」39歳ピーター・ウタカが奪って独走から「自分アシストゴール」決める!「これぞウタカってゴール」と称賛の声の画像
J2甲府のFWピーター・ウタカ 撮影:中地拓也

 5月27日J2第18節が行われホームのヴァンフォーレ甲府が、アウェイの大宮アルディージャを5-1で撃破した。多くのゴールが決まった中でも、チーム3点目となった後半27分からのゴールが話題になっている。

 2-1と1点差の状況で甲府は自陣に引いて、相手にボールを回させる状況だった。甲府は右サイドに侵入してきた大宮にプレッシャーをかけて、ピッチ中央へ押し返す。センターサークル付近でボールを持ったアウェイチームは、ホームチームの連動したプレスから逃れるため最終ラインへバックパス。このパスをさらに追いかけたのがFWピーター・ウタカだった。

 ボールと共に相手DFの元へやってきた背番号99は、慌てる相手からそのままボールを奪取するとゴールへ向かって独走。右サイドから斜めにペナルティエリアへ侵入し、GKが出てきたところでゴール左へ流し込む。

 見事に決まったかに見えたシュートだったが、ポストを直撃してはね返ってしまう。しかし、ボールがこぼれたのはスピードを落としていたウタカの正面だった。元ナイジェリア代表FWは右足を上げるとダイレクトでボールに合わせ、GKのいないゴールへ押し込んだ。

 ウタカはこのゴールの4分後にも追加点を上げて、チームの大勝に貢献した。

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