■「Ａｎｋｅｒフロンタウン生田」への支援
自動車ディーラーであるウエインズトヨタ神奈川は、川崎が今年４月に整備した育成年代の練習拠点である「Ａｎｋｅｒフロンタウン生田」に燃料電池車『ＭＩＲＡＩ』を１台とハイエースワゴン２台の計３台を貸与。川崎の新たな選手の誕生のために、そして、川崎市域におけるスポーツ振興のために、一肌脱いでいた。
このハーフタイムにお披露目された自動車がまさにそれで、サポーターは横断幕の形でスポンサーへの感謝の気持ちを示したのである。
この横断幕掲示に関わった一人であるサポーターの海人さんに話を聞くと、「本来、スポンサーさんっていうのはお金の付き合いかもしれないんですけど」と切り出した上で、「でも」、と次のように続ける。
「こうやって応援してくれるスポンサーさんというのは僕らと同じサポーター。そして、僕らと一緒なんだけど、もっともっと強力なサポーターなんだと思っています」
そんな“同志”に対し、「僕らはこのような形で気持ちを伝えたりとか、スポンサーさんのものを買ったりとか、そういうことしかできない」と話せばこそ、実際に行動に移したのである。
