「この崩しめっちゃ好き」J1札幌が見せた若干10秒に凝縮された華麗なパスワークに賛辞が集まる…「マジで日本トップレベルじゃないかと思いました」と絶賛の声の画像
北海道コンサドーレ札幌の選手とサポーター 撮影:中地拓也

 5月19日のJ1第14節で、北海道コンサドーレ札幌は3連勝を記録した。この試合での好調ぶりをうかがわせるようなパスワークに賛辞が広がっている。

 札幌は19日、ホームに京都サンガF.C.を迎えた。第12節にはFC東京から5ゴールを奪い、続く第13節には湘南ベルマーレを相手に4得点。今季初めての連勝が、さらに伸びていきそうな勢いだった。

 開始7分で先制しながら追いつかれたものの、後半半ばを過ぎてから浅野雄也のゴールが決まり、2-1で勝利。札幌にとって、4シーズンぶりの3連勝となった。

 得点にはならなかったものの、札幌の好プレーがSNSで公開され、注目されている。前半39分に見せた、流れるようなパスワークからのシュートだ。

 引き金を引いたのは、荒野拓馬だ。自陣深い位置からボールを運び、絶妙の縦パスを送る。相手選手間を抜けていくパスはコントロールもよく効いており、浅野が相手DFと駆け引きしながら受けることを可能にした。

 パスのおかげでうまく相手を引きつけた浅野は、サイドを駆け上がっていく菅大輝をさらにスピードアップさせる縦パスを送る。菅はボックス内からクロスを送ったが、これが最後ではない。ゴール前で頭で合わせた金子拓郎が狙ったのは、シュートではなくパス。丁寧な折り返しは、走り込んでいたフリーの宮澤裕樹にピタリ。宮沢のヘディングが決まれば、完璧この上ないゴールだった。

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