■鈴木の告白
ヒール役もこなしつつ、プロレス界で主役を張り続ける蝶野さんの前で、鈴木の告白が続く。
「そういうのが分かり始めても、それができるようになるまで、かなり時間がかかりましたよ」
「なんか日本人は特に良い子が多いというか、良く見せようとするけど、オレは本当にさっき蝶野さんがおっしゃった通り、もともと悪い部分もあるんで、それを見せるというか、やっているうちに、徐々にそのキャラクターがはまっていったというか」
ヒール役を引き受けつつ、苦悩もあると明かす。
「アウェイで悪態をつくと、その相手サポーターだけじゃなくて、さらに周りのサポーターも”アイツなんだよ”となって、全体を敵に回すんですよ」
「それはそれでまた、しんどいです」