5月14日、J1リーグ第13節が行われ、鹿島アントラーズが名古屋グランパスと対戦。鹿島のホームゲームだったが、Jリーグ30周年スペシャルマッチとして行われたこの試合は国立競技場を舞台にして行われた。
試合前には新しいアンセムが披露されるなど特別感あふれるこの試合には、多くの著名人や関係者が観覧や取材のために駆けつけた。サッカー元日本代表の槙野智章氏もその一人だ。
その槙野氏がピッチ上に姿を現すと、“大歓迎”したのが鹿島アントラーズのサポーターだった。ホームチームのサポーターが多く集まる席の前を通るや、割れんばかりのブーイングを披露。現役の対戦相選手さながらの“手厚い対応”を披露した。
それに、槙野氏も応えた。重低音を生み出す深紅のサポーターに対し、仁王立ちをした状態で耳に手を添えて、ブーイングを受け入れるパフォーマンスを見せたのだ。続けて、槙野氏はブーイングを“してくれた”サポーターに両手を叩いて拍手したのである。