■42分間でハットトリックを達成したベンゼマ
5月2日には、サッカー日本代表・久保建英が所属するレアル・ソシエダと対戦し、久保にゴールを決められて0−2で敗戦したレアル・マドリードだが、ベンゼマはこの試合を休養のため欠場。
その前節、4月30日のアルメリアと対戦ではベンゼマが大爆発していた。
5分にヴィニシウス・ジュニオールのクロスに合わせて先制したかと思えば、17分にロドリゴの鮮やかな突破からのボールを中央で決める。そして、42分にはPKを決めて、前半だけでハットトリックという悟空以上の活躍ぶりを見せ、4−2での勝利に貢献している。
現在、リーグ戦では首位のバルセロナとは13ポイント差の3位のレアル・マドリード。照準は決勝に進んでいる国王杯と、ベスト4に残っているチャンピオンズリーグに合わせている。
国王杯の決勝は、オサスナ相手に日本時間5月7日午前5時、チャンピオンズリーグの準決勝ファーストレグは、マンチェスター・シティと5月10日の午前4時に戦われる。
いずれにしても、今季リーガ21試合で17得点、バルセロナのレバンドフスキの19点に次ぐ得点ランキング2位のベンゼマは、レアル・マドリードには不可欠。
国王杯のタイトル、そして昨季につづいてのチャンピオンズリーグ優勝に向けて、悟空ばりの活躍を見せてくれるに違いない。