川崎ME脇坂が振り返るゴール場面。「普段の僕だったらマイナスで待ちがち」な場面で出た、感覚的にゴール前に入る動き

■「勝ち切りたかった」

　そんな試合は結果的に1−1のドロー決着。キャプテンマークを巻いて先発し、７３分にベンチに退くまではリードを守れていただけに悔しい引き分けとなった。

「やっぱり等々力３連戦で、ルヴァンでいい勝ち方をした中で、リーグ戦もという思いが全員強かったと思うので。そこは、勝ちきりたかったなというのが正直な結果に対する感想です」

　またしても勝ちきれなかったフロンターレだが、緊張感のある試合の中、得点を決め、負けなかった結果を次につなげてほしいところだ。

（取材・文／江藤高志）