■「個人的には凄くプレッシャーでした」
その一方で、佐々木個人としてはマッチアップしていたのが大学の一学年下の後輩の齊藤聖七だったということで、やりにくかったと苦笑いしていた。
「個人的には凄くプレッシャーでした。マッチアップ(齊藤聖七)も大学の一個下の後輩でしたし、ちょっとやりにくさはありました」
そんな中にあっても6−0の大勝に貢献した佐々木は、改めて自らのプレーに自信が持てたとしている。
「仕掛ければいけるんだという自信がついたというか。ずっと言われていたんです。“お前いけるよ”って言われてて。それが試合でやれて、それが成功して自信になってという、いい感じのメンタル面でやれているので。それは続けていきたいです」
ホーム公式戦3連戦の仕上げは、中3日での浦和レッズ戦だ。佐々木は自ら手にした自信を胸に、ライバルの登里享平のプレーを見習いながら、チームのためにプレーしたいと力強く語った。
「(登里に)学ぶべきことはまだたくさんあるので。そこは吸収しながら、プラス自分の良さを出しながら、チームにプラスになるように頑張っていきたいです」
(取材・文/江藤高志)