■「城所あゆねって名前はないんだ?」
水の浮いたピッチを嫌い、雨中をリフティングで突き進むドラガン・ストイコビッチの動画もあるが、人々が気にしているのは彼ではない。一昨年に一躍有名になった「彼女」の姿に、多くの人が声を上げる。
「グランパスのガッポーズ姉さんも、見事J30年史名場面に仲間入り!!」
「ガッツポーズおねえさん入っとるやんー!!」
「このメンツに割って入り込むガッツポーズねぇさんすげぇな」
「イニエスタと大久保嘉人の間に城所あゆねって名前はないんだ? 選手(元選手)の名前だけなんですね。」
確かに、「城所あゆね」さんの名前も、タグ付けされるべきだったかもしれない。2021年4月のガンバ大阪戦で、名古屋のゴールの瞬間に喜ぶ姿を試合中継のカメラに映し出され、「ガッツポーズおねえさん」として一躍有名になった姿が、動画に採用されているのだ。
城所さんは前述の「事件」をきっかけとして、テレビやラジオに多く出演するようになっていた。
城所さん自身も動画の投稿を引用ツイートし、このように述べている。
「サポーターも人生が変わるのがJリーグです。感謝」
Jリーグの奥深さを伝える動画と言えそうだ。