J2のV・ファーレン長崎「ヴィヴィくん」ランドセルカバーが県内に浸透!「素晴らしい」「21市町全部で見かけられるようになればいいな」の声の画像
地道にホームタウン活動を続ける長崎 撮影:中地拓也

 J2のV・ファーレン長崎は、長崎県内への浸透を深めている。新小学生にマスコットキャラクターがあしらわれたランドセルカバーを贈り、県全体でチームを盛り上げていく構えだ。

 V・ファーレンは、長崎市と諫早市を中心として、長崎県全体をホームタウンとしている。2018年以来となるJ1の舞台に戻るためには、全県一体となった応援が欠かせない。

 第6節までを終えた今季のJ2で、長崎は11位につけている。開幕2連敗を喫したが、その後は2試合続けて引き分け、さらにはロアッソ熊本との九州ダービーで今季初勝利を挙げると、前節には昨季プレーオフに進出したモンテディオ山形相手に連勝を記録。チームは勢いに乗りつつある。

 ピッチ外での活動も重要だ。3月31日には、この4月に小学校に入学する児童へとランドセルカバーを贈ったことを発表した。クラブのマスコットであるヴィヴィくんのイラストが描かれた特製カバーだ。

 黄色いランドセルカバーが、子どもたちを交通事故から守る。クラブでは2019年から3つの自治体で贈呈を行っていたが、今年はさらに諫早市、壱岐市、雲仙市の子どもたちへの贈呈を決めた。計6市町で長崎県全体の約半数となる139校の新入学児童が、ヴィヴィくんのランドセルカバーをつけて通学することになる。

 ホームスタジアムがある諫早市には、さらに特別なカバーが贈られた。バスケットボールクラブ『長崎ヴェルカ』のマスコットである『LUCA』と、諫早市のおもてなし大使『うないさん』のイラストも描かれているのだ。

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