3月24日、第2次森保ジャパンが初戦を迎えた。南米の強豪・ウルグアイを相手に、国立競技場で雨中の戦いに挑んだ。
カタールワールドカップのメンバーから11人が入れ替わった。初招集は現時点で5人。カタールから引き続き選ばれているメンバーも含めて横一線からのスタートとなった。
当然、先発メンバーに誰が起用されるかも注目を集めたが、守護神の座にはシュミット・ダニエルが座り、守備陣最年長として板倉滉がリーダー役を担うこととなった。そして、この試合で途中出場ながら新体制初ゴールを決めたのが西村拓真だ。
実はこの3人には共通点がある。かつてベガルタ仙台に所属していた選手なのだ。しかも、2018年には3人が同時にチームにいた。西村はこの年の途中で海外に移籍したものの、年末には天皇杯決勝まで駒を進めて埼玉スタジアムでタイトルを目指した。その3人が、時を超え、そしてチームを変え、ついに日本代表のピッチに同時に立つこととなったのだ。