■女子選抜も勝利

 一方、女子選抜同士の試合はほぼ互角の激しい試合となった。

 韓国の女子選抜はアスリート能力の面で日本を上回っており、前半の途中までは走力とパワーで完全に日本を上回った。

 そして、12分には日本の中盤でのパスを奪ったクァク・ロヨンが決めて先制する。

 しかし、その後、時間とともに韓国がフルパワーでプレーできなくなると、日本のパスが回り始める。24分には左サイドでパスをつないで突破し、最後は渡邉莉沙子(日本大学)が入れたクロスに合わせてファーサイドから走り込んだ二木愛実(追手門学院大学)決めて同点。その後は、両チームとも中盤での早いアプローチで相手の攻撃を分断しあって、なかなかチャンスが作れず、1対1の同点のまま90分が終了。

 しかし延長に入ると94分に日本のFKから桂亜依(大阪体育大学)が決めてリード。さらに延長前半の終盤にはドリブラーの門脇真依(東洋大学)が連続ゴールを決めて突き放し、日本が4対1で勝利した。3点とも、後半に交代で入った選手のゴールだった。

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