3月15日、川崎フロンターレの鬼木達監督が18日に行われるセレッソ大阪戦(等々力)に向けて取材に応じた。
最終ラインで負傷者が続出して緊急事態を迎えているが、この試合を前にJ2千葉から田邉秀斗が復帰。14日のチーム練習から合流していた。
指揮官は、「本人は向こうで勝負したいという気持ちもあったでしょうし、このような状況で戻ってきてくれたことは感謝します」と本人の気持ちを慮ったうえで、「向こうで試合を積んだことで、自信を持って一つ一つのプレーにトライしていますし、彼のスピードは自分たちが今やろうとしているサッカーには必要なものだし、生かせる」と、大きな期待を示した。
鬼木監督は、「サッカーは自信だと思う。こないだの新潟戦もそうですけど、どちらが自信を持ってプレーできたか」と説明したうえで、田邉について、「千葉で試合に出たことが彼の自信になって、それが判断に迷いがなくなって、そういう部分がベトナムで見られた。(それが)彼の良さであるカバーリングに表れた」と目を細めた。
練習の様子を見て、「積極的に取り組んでくれている。積極性が今のチームにとって非常に重要なので、エラーを恐れずにやってほしい」と話した。