「悔しい」という言葉を試合後に2度使った川崎・名願斗哉。ルヴァン・清水戦でのプロデビューで感じたのは、「上に行ける選手」の条件の画像
プロデビューのピッチに立つ川崎フロンターレの名願斗哉 撮影:中地拓也

 3月8日、ルヴァンカップ第1節が行われ、川崎フロンターレはアウェイに乗り込んで清水エスパルスと対戦し、2-3で敗れた。

 この試合でプロデビューを飾ったのが名願斗哉だ。高校の卒業式が終わったばかりの18歳は、プロとしての道のりを歩み始めたが、前半45分のみの出場に。左サイドからクロスを上げる場面もあったものの、ボールを持つ回数が少ないままに終わってしまった。

 名願斗哉は、「雰囲気もあってゲームに入りきれなかったのが自分の中で悔しいし、自分の力を出せなかったのが悔しい」と、試合後に「悔しい」という言葉を2度使って胸の内を明かした。

 それでも、飲まれてはいけないと強く感じたことは収穫だった。「相手がホームなんで、そういう雰囲気はあったんですけど、そういうのも関係なくできる選手が上に行ける選手だと思うので、そういう雰囲気に負けないように、自信を持ってプレーできるようにできれば」と、上に行くための課題を見つけたからだ。

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