「ストロングであるドリブルは出したい」川崎・名願斗哉が見据えるルヴァン清水戦。「一人挙げるなら…」と、試合に出た姿を見せたい人も明かす…牛たん、ハンバーグ、焼肉で交流もの画像
ルヴァンカップの清水エスパルス戦に向けてシュート練習を行う川崎フロンターレの名願斗哉 撮影:中地拓也

 3月8日、川崎フロンターレ清水エスパルスルヴァンカップ第1節を迎える。若手にとって試合出場のチャンスも考えられる中、名願斗哉が取材に応じた。

 4日に行われたJ1第3節の湘南ベルマーレ戦で、同期の松長根悠仁がプロデビュー。名願はその時の感情を、「正直うらやましいですし、自分もあそこの舞台に立ちたいっていう気持ちは前より強くなったかなと思いました」と振り返る。

 そして、「自分が思っている以上に緊張感もあると思う」と、プロだからこその雰囲気もイメージしている。それでも、己がやることに変わりはない。「相手チームよりも自分にフォーカスして、勝てるように練習からチームを作っていきたい。個人としては、ルヴァンカップに出てJ1のリーグ戦に出られるようにアピールできれば」と語り、「出たら自分のストロングであるドリブルは出したい」と意欲を示した。

 若きドリブラーは、沖縄キャンプのときから開幕戦の出場を熱望していた。それだけに、メンバー入りができないと分かったときには、「攻撃では通用する自信はあるので、それを出せないというのは悔しい」と感じた。一方で、「守備もそうですし、切り替えも一つ遅い」と、課題をコーチと共有して、その改善に取り組んでいる。

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