■「自分のやることは変わらない」
現在、チームは最終ラインのやりくりに追われている状況で、清水戦ではMF登録の選手が最終ラインに入る可能性がある。しかし、それは若手にとってはチャンスにつながる。そしてそれは、大関自身にとっても同じ。
ちなみに、この18歳は沖縄キャンプではトレーニングマッチでセンターFWで起用された際に見事にゴールで応え、また、大宮アルディージャ戦では短い時間ではあったが左SBの位置もこなしてみせた。
「サイドバックだろうが、ウイングだろうが、センターフォワードだろうが、自分のやることは変わらない」
こう話す大関は、課題の守備で出力を出す為に補食の回数を増やしている真っ最中。実際、沖縄キャンプ前から体重を3kgも増やした。
現時点でメンバーは分かっていないが、ルーキーが意欲十分であることはチームにとってプラス。ユース出身の若武者が、チームに闘志を注入する。
(取材・文/中地拓也)