3月8日、川崎フロンターレは清水エスパルスとJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第1節をIAIスタジアム日本平で戦う。この試合を前に、大関友翔が出場への気持ちを表した。
3月4日のJ1第3節の湘南ベルマーレ戦で現役高校生のDF松長根悠仁が途中出場し、プロデビューを飾った。その様子を等々力競技場で観て、改めて試合出場の決意を固めたのが大関だ。大関と松長根は、現在、代表活動に参加している高井幸大と同学年であり、川崎ユース出身。その同期に一歩先を譲ったことになるからだ。
「ナガネが出てて、プレーごとに拍手が起きてナガネを後押ししてくれるサポーターがいるんだなって思ったし、自分も出たら後押しされたいなって思いました」
松長根のデビュー戦を見てこうイメージを膨らませ、さらに、「率直にうらやましいなって、自分もここでプレーしたいなって思わせられた」とも言葉にしたが、「ナガネが先に試合に出たからといってやることを変えるのではなくて、自分に矢印を向けました」と、焦ることなくしっかりと足元を見つめている。