「W杯やACLのタフさも意識していかないと」川崎FW山田新が2日連続ゴールの先に見据えるもの。鹿島戦のゴールの反響を感じた、“意外な人からの連絡”の画像
川崎フロンターレFW山田新が大宮戦でゴールを決めた場面 撮影:中地拓也

 2月26日、川崎フロンターレ大宮アルディージャトレーニングマッチを行った。川崎は2-3で敗れたものの、この試合で存在感を改めて強めたのが山田新だ。

 25日に行われた鹿島アントラーズ戦では1点ビハインドの後半34分からの途中出場だったが、後半44分に同点弾を決めてみせ、その後の逆転勝利に大きく貢献した。出場時間は11分とアディショナルタイムだったとはいえ、鹿島から川崎に戻って、その翌日午前11時からのトレーニングマッチ出場となった。

 疲れもあるかに思われたが、山田はこの試合で序盤から積極的なプレーを見せた。味方のパスを呼び込むように背後を狙ったかと思えば、自らドリブルで仕掛ける。あるいは、相手のボール保持者に猛烈なプレスをかけるなど、90分間走り続けた。

 試合後、山田に話を聞くべく声を掛けると、第一声は「疲れたっす。まじ疲れたっす(笑)」。笑顔でその言葉が出てくるのが不思議なほどに、背番号20はピッチで走り続けた。

 山田が25日に就寝したのは24時頃で、起床したのは7時30分頃。「昨日の夜からだったんで、体的にはきつかったんですけど」と前置きしながらも、「背後のところで自分の特徴を出して決定的なチャンスを多く作れたんですけど、そこの精度はこれから積み重ねてやっていかないといけない部分」といきなり反省の弁を口にするほど自らのプレーに厳しく、そして、貪欲だった。

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