誤審と発表された広島―札幌の「ノーゴールの瞬間映像」が10万回再生! 広島MF川村が頭で合わせたボールを札幌GK菅野が足でかき出した、後半の決定的場面の画像
今季のJリーグの前哨戦となった富士フイルムスーパーカップでのVARを知らせる国立競技場のモニター画面 撮影:中地拓也

 2月22日の15時、日本サッカー協会の扇谷健司審判委員長によって臨時のメディアブリーフィングが行われた。

 その場で発表されたのは、2月19日に行われたJ1リーグ戦で誤審があったというもの。具体的には、エディオンスタジアムで行われたサンフレッチェ広島北海道コンサドーレ札幌の後半29分のプレーだ。

 広島が左CKを得ると、両チームの選手がゴール前に密集。そして、MF野津田岳人が蹴ったボールを最終的にMF川村拓夢が頭で合わせたのだが、勢いよく放たれたシュートはGK菅野孝憲の足に当たってかき出されていた。

 しかし、そのかき出した位置がゴールの中であり、ボールは完全にゴールラインを割っていた。そのため、実際にはゴールインとすべき場面であったが、試合の段階でこれはゴールと認められなかったのだ。

 VARでもゴールと認められず、試合は0-0で終了。このゴール判定によっては広島が勝点3を積み上げた可能性が十分にあり、扇谷委員長は広島側に謝罪をしたという。

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