モナコに所属する日本代表MF南野拓実のパリ・サンジェルマン(PSG)戦でのプレーが反響を呼んでいる。
■途中出場から存在感示す
モナコは2月11日にリーグ・アン第23節でPSGと対戦。前節のクレルモン戦で先発出場していた南野はベンチスタートとなった。
首位に立つPSGを追いかけるチームは幸先よく先制に成功。前半4分、アレクサンドル・ゴロビンがネットを揺らしてリードを奪ってみせた。さらに前半18分にはウィサム・ベン・イェデルもゴールを決めて点差を広げる。その後1点を返されたものの、前半アディショナルタイムには再びベン・イェデルが得点を挙げてスコアを3-1とした。
迎えた後半は両チームともにゴールを決められない展開になり、後半27分に南野が登場する。すると、ピッチに送り込まれた直後に右サイドからのクロスに合わせてヘディングシュート。いきなりチャンスを迎えた。さらにはカウンターにつながるボール奪取を見せて、存在感を示した。
すると試合終了間際に決定機を迎える。ペナルティエリア左で持ったブリール・エンボロがグラウンダーのクロスを送ると、ボールはゴール前にいた南野の下へ。これをワンタッチで合わせて狙ったが、惜しくもGKジャンルイジ・ドンナルンマに阻まれて得点には至らなかった。
それでも試合はモナコが3-1で勝利。首位相手に貴重な勝ち点3をゲットしている。