■「あれほどスムーズにビルドアップをするのは最近の鹿島で見られなかった」

 また、その前半のビルドアップについて手応えを聞かれると、「それはまさにありました」と、次ように言葉を継いでいる。

「選手と共有してきた“相手が出てくる時に、どこが使いやすいか”の共有がすごく早く進んで、ここは一定の成果があったんです。ただ、これを徹底的にやるつもりもないですし、うちはビルドアップは課題ではありましたけど、長所になるまではすぐは難しいと思っている。必要な場面になったときに持っておきたいというところで準備してきました。これを来週、再来週にどう持って行くかは別の話だなと思いながら試合を観ていました。

 選手がやっていることにたしかに成果はあって、見る方が見ればいい時間帯はあった。狙った通りにボールを動かす、あれほどスムーズにビルドアップをするのは最近の鹿島で見られなかったと個人的には思っている。ただ、それで結果に結び付かないと、この世界で選手達がどんどん、その後の時間帯の姿勢ですよね。ああいう風になってしまうのがサッカーの難しさであり、楽しさかなと。これをどうするかを考えなくてはいけない」

 鹿島の開幕戦は2月18日。アウェイでの京都戦となる。

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