■チームメイトとのゴルフ
上福元は、鬼木監督だけでなくチームメイトとのコミュニケーションも積極的に取っている。移籍して早い時期に新しいチームメイトとゴルフに行き、沖縄キャンプの終盤に設けられたオフの日にもチームメイトとクラブを握った。
「個人的にゴルフがすごく好きで」と語るが、「今、ゴルフの熱量が上がってきている選手も（川崎の中に）多いんで、その中にもともと熱量の高い僕も入っています」と説明し、「熱量的に上がっている若い選手を見ていると、ちょっと懐かしいぐらいの感じです」と笑顔をのぞかせた。
上福元は、「リラックスが目的でもあるんで、そんなに気を張り詰めてやっているわけではないんですけど」と前置きしながらも、「僕、ゴルフもすごいこだわっているんです。けっこう考え方なんかも、サッカーに通ずるところがあるなと思い」と、ここにもサッカーを追い求める姿を見せた。
「ちょっといいスコアで回ってきたときの緊張感とか、あとは、絶対に落としたくないホールのTショットの精神状態とか、そういうのってサッカーのマインドやメンタル面での工夫という意味では、引き出しとして増えるんで」
ちなみに、川崎の中で「熱量が高まっているのは、（遠野）大弥とか、（佐々木）旭とか、それこそ（車屋紳太郎）紳太郎も（沖縄でのゴルフが）初めてだったんですけど、楽しそうでした」という。
