■メンバー選考も佳境へ
このトレーニングマッチは、イメージとしては１試合×２本といった感じで、この前日の戦術練習も含めれば、大枠は固まってきているようで、メンバー選考が佳境に入っていることが分かる。
新しい取り組みに伴って、新加入選手だけでなく既存の選手もどのポジションで起用するのがベストなのかを探っている様子も見て取れた。その中で、練習試合と戦術練習の両方でさまざまなポジションでプレーすることも多く、そういう意味では、シーズン中に不測の事態が起きたときの心強いシュミレーションにもなったはずだ。
ちなみに、新しい取り組みについては必ずしも開幕戦から出していくかどうかというものではなく、あくまでもオプションという位置づけだという。そのため、横浜F・マリノス戦で新しい姿を見ることができるかどうかは分からないものの、難しい展開を打破する一つの武器を持ちながら、優勝奪還を目指すこととなる。
